少しマニアックですが日本酒の資格というものが存在します。
日本酒や焼酎を扱う仕事をしている人や趣味でもっと深い知識が欲しい方におススメです。
日本酒の資格は複数あるのですが、その中で最も難しいとされているのが日本ソムリエ協会が認定する「SAKE DIPLOMA」です。
日本酒の起源や歴史、製造方法などの知識からテイスティングの技術まで本格的に学ぶことができます。
ただ、マニアックな資格なので参考書がなかったり、ネットで得られる情報も少ないです。
また、テイスティングは感覚的な能力を必要とするので一朝一夕で身に付きません。
筆者も「SAKE DIPLOMA」取得に向けて勉強中ですが、情報が少なすぎるので早々と独学はあきらめました。
今はアカデミー・デュ・ヴァンの通信講座で週一回の講義を受けています。
今回は講義の特徴や受講した感想を説明していきます。
SAKE DIPLOMAについての記事はこちら↓↓↓
アカデミー・デュ・ヴァンとは
アカデミー・デュ・ヴァンはパリが発祥の歴史あるワインスクールで国内では東京、大阪、名古屋に学校を持っています。
メインはワインのスクールですが、2017年の「SAKE DIPLOMA」認定試験が始まって以来、オンライン・オフラインのアカデミーを開催しています。
筆者は学校から遠いところに住んでいるのでオンラインのアカデミーを利用しています。
講義の特徴
2022年度は
- 水曜日14:00~16:30
- 木曜日19:00~21:30
- 土曜日10:30~13:00
の3コースです。
全部で12回の講義があり、座学とテイスティングの実技の2部構成になっています。
座学
日本酒の歴史や背景、製造方法について学んでいきます。
特に製造方法は専門用語が多く、なじみのない作業ばかりなので理解が難しいです。
もちろん講師陣は「SAKE DIPLOMA」を取得しているプロですので、実際に日本酒を造ってらっしゃるんですかと聞きたくなるほど詳しく説明していただけます。
またオンライン・アカデミーはライブでの授業になりますので、疑問があればその都度質問が可能です。
万が一、講義が受けられない場合は他の曜日に振り替えることが可能ですし、もう一度受講したいときは過去の動画を見ることができます。
テイスティング
座学は勉強することで身に着けられますが、不安なのがテイスティングですね。
アカデミー・デュ・ヴァンのオンラインアカデミーでは毎回講義の前に小瓶に入った日本酒・焼酎が送られてきます。
画面越しになりますが、講師と一緒にテイスティングを行います。
一つ一つのお酒をポイントを交えながら、丁寧に教えていただけるので安心です。
豊富な練習問題
座学でインプットしたら、アウトプットしてようやく知識が定着します。
アカデミー・デュ・ヴァンの講座に申し込むと全2000問以上の練習問題が付いてきます。
アプリを取得すればスマホでいつでも取り組めるので、スキマ時間を使って学習できます。
おわりに
現在2回の講義を受けましたが、大変満足しています。
講師の説明はとてもわかりやすく、2回の授業でだいぶテイスティングの能力が身に付いたと実感しています。
デメリットは受講料が79200円と高額なことと、二次試験の論述対策に別途費用がかかってしまうことです。
それを考慮に入れても損はしない内容になっています。
独学での受験も可能とは思いますが、仕事をしながら勉強となるとプロから教わるのが一番の近道です。
無料の説明会や単発の有料講座もあるで、悩んでいる人はぜひ参考にしてください!!